介護士の気持ち

お手上げと聞いていた新規の方が、昼間は穏やかだった理由を考えてみた

休み明けの早番で、少し身構えた

久しぶりの早番でした。休み明けってなんとなくソワソワしますよね。申し送りを聞いていたら、新規入所の方の話が出てきて。

夜間に自宅願望が強くなって、夜勤スタッフがかなり大変だったらしい。「お手上げ」って言葉が出てきたくらいで、正直どんな方なんだろうってちょっと緊張しました。

でも実際に会ってみたら…昼間は全然穏やかで。拍子抜けっていうか、あ、こういうことあるよなって思いました。

昼と夜でここまで違うのか、と改めて感じた

認知症の方って、夕方から夜にかけて急に落ち着かなくなることがありますよね。「夕暮れ症候群」とか「サンダウン症候群」って呼ばれてるやつです。

脳の機能が落ちてくると昼夜の区別がつきにくくなるって言われてるんですけど、正直なところ、現場でそれを知ってたとしても「で、どうすればいいの」って毎回なりませんか。私はなります。笑

今回もそんな感じで、特に答えを持っていたわけじゃなかったんですけど、とにかくその方と話してみようと思いました。

やってみたこと① 一緒に歌を歌う

特別なことじゃないんですよ。その方が若い頃に流行ってたような歌を、横で一緒に口ずさんでみただけです。

最初はぼんやりされてたんですけど、だんだん表情が変わってきて。最終的にすごく喜んでくれました。

歌って、記憶が薄れてきてる方でも昔の曲は不思議と出てくることが多くて。口が動きはじめると、そこから会話になったりするんですよね。「回想法」って言葉で説明するより、実際やってみると「あ、そういうことか」ってなる感じ。

やってみたこと② 出身地を聞いてみた

「どちらのご出身ですか?」って聞いただけです。ほんとにそれだけなんですけど。

でもこれが、けっこう効いた。目が生き生きしてきて、話が弾んで。こちらまで嬉しくなる感じがありました。

昔のこと、特に子どもの頃や故郷の記憶って、比較的残っていることが多いみたいで。だから昔話を引き出すような声かけって、すごく自然なアプローチになるんだと思います。難しく考えなくていいというか。

昼間うまくいっても、夜間不穏が解決するわけじゃない

正直に書きます。昼間その方と仲良くなれたからって、夜間不穏がなくなるわけじゃないです。夜勤のスタッフが楽になるとも言いきれない。

ただ、「この方はこの歌が好き」「故郷の話をすると穏やかになる」って申し送りで伝えることはできる。それがちょっとしたヒントになることもあるかなって。

結局、チームで情報を持っておくことが、その方の安心にもつながるんだと思います。完璧な対応なんてないけど、昼間の気づきを次につなげることはできる。

まとめ

  • 夜間不穏は認知症ではよくあること。昼と夜でまったく別人みたいになることも
  • 歌や昔話など「その人の昔」に寄り添う声かけが、案外うまくいくことがある
  • 昼間の気づきをしっかり申し送ることが、チームケアにつながる

新規の方と初めて関わった日でしたけど、なんか少し距離が縮まった感じがして、久しぶりの早番がちょっとだけ嬉しい一日になりました。

現場でできることって、意外とシンプルだったりしますよね。

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当ブログの管理人の「そら」と申します。 40代になり人の役に立つ情報を発信したいと思いブログを始めました。 雑記ブログですが同世代に向けて役立つような情報を発信していきます。 最近はスピリチュアルや自己啓発に惹かれ勉強中。     どうぞよろしくお願い致します。