心を置き去りにしない働き方を、介護現場で。
日勤が続く中、今日は一瞬の自分時間を取り戻したような気がしました。
朝から入浴介助・移乗・排泄介助と続き、汗で制服は重たくなります。
それでも、利用者さんの一瞬の笑顔や「ありがとう」の声に、
「あぁ、今日も私は誰かの支えになれている」と思える自分がいます。
“心の疲れ”を感じたら立ち止まっていい。
介護職には「がんばる姿勢」が誉められる風潮がありますが、
人間にはリセットする時間が必要です。
私は、終業後に静かな場所で目を閉じて、ただ
「ありがとう」と心の中で唱えるだけの習慣を続けています。
日常の中で、心を整える3つのメソッド
① 深呼吸で“自分軸”に戻る
介助後や動きの合間に、数秒でも
鼻から深吸、口からゆっくり吐く。
それだけで、身体と心が静かに整っていきます。
② 心の中で“祝福の言葉”を唱える
ホ・オポノポノの言葉を、自分に向けてそっと
「ありがとう」「ごめんなさい」「許してね」「愛してます」
心に向けて唱えることで、エネルギーが循環します。
③ 斎藤一人さんの言葉を“自分の言葉として”伝える
「人は、自分を大事にしようと思ったときから、人生が変わり始める」
この言葉を、自分の胸に染み込ませて、自分を大事にする許可として受け取っています。
次へつながる気づき
介護は“触れる”仕事だけど、言葉を超えて心に触れる時間でもあります。
私たちの小さな言葉一つ一つが、誰かの心に灯をともしています。
🌿 今日のひとことポエム
疲れても、
笑顔で「おはよう」が言えた朝。それはもう、十分にすごいこと。
💡 Challenge your thinking
✔ あなたは「がんばる自分」を良しとしていませんか?
でも、その前提は「疲れても、弱音を吐いてはいけない」という思い込みに基づいているかもしれません。
✔ 「心のケアは自分でできる」と信じているかもしれませんが、時には専門の相談や誰かとの対話が必要です。
✔ 「スピリチュアルな言葉で心を整えること」が万能だと思い込んでいませんか?
それは時に、現実的な体のケア(休息・栄養・休暇)をおろそかにする盲点にもなり得ます。
視点を逆転すると、
「ケアされる自分」も認めることが、誰かを支える力を保つ本質的な方法になります。
今日もあなたのやさしさが、誰かを支えていました。
その手と心を、どうぞご自分にも向けてあげてください。
